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ENEOS スーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第2戦 富士24時間大会でHELM MOTORSPORTSが総合優勝!
▻過去最大規模の56台が参加したスーパー耐久第2戦NAPAC富士スーパーTEC24時間レースが富士スピードウェイで開催されました。
▻ハンコックタイヤは、ワンメイクタイヤ供給パートナーを務め、アジア最大の耐久レースの公式スポンサーとして活躍しています。
6月5日、ENEOS スーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第2戦 NAPA富士スーパーTEC24時間レースで、HELM MOTORSPORTS GTR GT3(#62)が総合優勝しました。
富士スピードウェイで開催されたNAPAC 富士SUPER TEC 24時間レースは、2018年の復活以来、現在アジアで唯一の24時間耐久レースであり、スーパー耐久シリーズの中でも最もメインとなるイベントとして注目を集めています。今年のレースでは、富士スピードウェイに9つのクラスから56台のマシンが出場し、今シリーズ最大のエントリーとなりました。
決勝レースは現地時間6月4日15:00にスタート。予選最速のマシンとして、ポールポジションのGrid Motorsports AMG GT3(#888)が序盤、リードを守りました。今回のレースで最も熾烈な火花を散らしたのが、ポールポジションからスタートのGrid Motorsport AMG GT3(#888)と、HELM MOTORSPORTS GTR GT3(#62)そして24時間レース連覇を狙うDAISHIN GT3 GT-R(#81)でした。
280周目、HELM MOTORSPORTS GTR GT3(#62)は、ドライバーの3時間のスティント制限時間に違反して180秒のペナルティピットストップを受けました。
現地時間午前4時29分、富士スピードウェイに朝日が昇り始めた頃、Grid Motorsports AMG GT3(#888)はガードレールに4分の1スピンした後、損傷した右フロントフェンダーを修理するために緊急ピットストップを余儀なくされました。これによりDAISHIN GT3 GT-R(#81)がトップに立ちました。
しかし、レース残り3時間30分で、DAISHIN GT3 GT-R(#81)はエンジンが発火しないマシントラブルに見舞われ順位を落とし、2位で追走していたHELM MOTORSPORTS GTR GT3(#62)がトップに浮上、2番手にGrid Motorsports AMG GT3(#888)がつきました。
順調に周回を重ねたHELM MOTORSPORTS GTR GT3(#62)は760周(約3,467.8km)のレースの後、チェッカードライバーの平木湧也選手が1'31.807を刻んだチェッカーフラッグを掲げて勝利を確定させました。HELM MOTORSPORTS GTR GT3(#62)は、ST-Xクラスに初参戦した今シーズンながら、見事に富士24時間大会の総合優勝ならびにST-Xクラスの優勝を飾りました。
チェッカードライバーとなった平木雄也選手は「まさか今年勝てるとは思わなかったです。レースの途中でペナルティがあり勝負権がなくなってしまったと思いましたが、最後の最後に転がり込んできたという感じです。」と今回のレースを振り返りました。
1991年に日本で発足されたスーパー耐久シリーズは、アジア最大の参加型耐久レースです。レーシングカーだけでなく、レーシングカーに改造された市販量産車もレースに参戦し、他のレースとは一味違う魅力で観客やファンを惹きつけてきました。
ハンコックタイヤは昨シーズンからスーパー耐久シリーズのタイトルスポンサー兼独占タイヤサプライヤーとして参加しています。当社は、すべてのマシンに印象的なパフォーマンスで最適なサポートを提供する2種類のレーシングタイヤを供給しています。Ventus F200は、ドライタイヤとハイテクスリックタイヤとして優れた耐久性とグリップを含む最適化された走行性能を提供します。また、ウェット路面に対応したVentus Z207は、操縦安定性と最大限の排水性能のためにハイドロプレーニング現象を効果的に防止し、スピードの極限に挑戦するマシンをサポートします。
2022年のスーパー耐久シリーズは、3月20日に開幕し11月27日まで約9カ月間・全7ラウンド行われます。今後5ラウンドが、スポーツランドSUGO(宮城)、オートポリス(大分)、モビリティリゾートもてぎ(栃木)、岡山国際サーキット(岡山)、最終戦の鈴鹿サーキット(三重)まで全国を転戦する予定です。
ハンコックタイヤジャパンの代表取締役社長の金田は「ハンコックタイヤは現在、世界中の70以上の世界的なモータースポーツ大会やチームにレーシングタイヤを供給しています。世界のモータースポーツ文化を育むという私たちの使命は、エキサイティングなスーパー耐久シリーズのスポンサーシップを通じて輝いていると信じています。」と述べました。