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ハンコックタイヤ「Ventus iON S」、新しいEV用サマータイヤがヨーロッパにて発売!

2022. 06. 28

▹EV車両に対し通常のタイヤより長距離を走行し、さらに優れた静粛性を確保しました。
▹18~22インチで開発され、効率的な製品を提供
▹ドイツの第三者認証機関の「TüV SüD」で良質な燃費性能の認証を獲得しました。


ハンコックタイヤが、電気自動車専用サマータイヤ「Ventus iON S(ベンタス アイオンエス)」をヨーロッパにて発売しました。Ventus iON Sは電気車市場に向けて公開した「iON」シリーズの中で初公開された製品で、2022年9月には同じシリーズのウィンタータイヤも発売を予定しています。
※2022年6月現在、日本での発売時期は未定となっております。

Ventus iON Sは転がり抵抗の減少、低騒音で高い快適性能、耐荷重性能などの特徴を持ち合わせます。弊社従来品のタイヤに比べて、EV車両に対し長距離を走行でき、高荷重で静かな電気自動車の特性に合わせて設計されました。

トレッドコンパウンドは、アラミド繊維由来の天然樹脂を使用し優れた耐久性と耐摩耗性能を実現しました。また、天然油の割合が高いため、iON製品の全体的な持続性が向上するだけでなく、トレッドの耐久性や転がり抵抗の向上などの効果をもたらします。
空気力学の最適化によりタイヤサイドウォールを含むタイヤのパターンが空気抵抗を低減するように設計されています。

エンジンを持たない電気自動車の静かな車内空間に合わせて、可能な限りノイズを除去することがEV用タイヤ開発の最大の目標でした。そのため、Ventus iON Sでは騒音防止するタイヤパターンとともにHankook Sound Absorber™(ノイズ低減技術)を適用することで車内の騒音レベルを大幅に減らしました。

上記のような性能や品質を維持しながら、転がり抵抗を最小化するという相反する目標を達成しました。その結果、Ventus iON Sはプレミアムセグメントの独立した比較テスト機関であるTüV SüD(テュフズード)で認定を受けました。
TüVSüD(テュフズード):多様なビジネス分野において製品やシステム認証をグローバルで行う第三者認証機関

 ● TüVSüDタイヤテスト:レポートNo.713252186-BM01-PM01
 ● タイヤサイズ:245/45ZR19 102Y XL
 ● テストは2022年3月に行われ、4つの競合タイヤと共にVentus iON Sをテストしました。

「Ventus iON S」は18~22インチのサイズをラインナップします。2022年9月には、電気自動車用スタッドレスタイヤの「Winter i*cept iON(ウィンターアイセプトアイオン)」が発売される予定です。また、オールシーズンタイヤの「Ventus iON A(ベンタス アイオンエー)」は、北米市場で商品を展開する計画で、詳細な製品デザイン作業を進めています。

イギリスの情報サービスIHS Marketによると、自動車の総販売台数におけるバッテリー駆動の電気自動車の世界シェアは、現在の6.4%から2028年までに29.5%に増加すると予測されています。

当社のEV用タイヤはAudi、BMW、Porsche、VWを含めその他主要ブランドで使用されています。また、世界最高の電気自動車レーシング大会「ABB FIA フォーミュラE ワールドチャンピオンシップ」に第3世代(Gen3)競走車が導入される2022/23シーズンからワンメイクタイヤ供給を務め、テクニカルパートナーとして活動し、世界トップクラスの技術力とプレミアムブランドの価値を立証する予定です。

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